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2022.03.15

つぶやきこらむ

映画の『マネー・ショート』を見て思う。
無知って怖いな。。。
映画に出てくるリーマンショックの引き金になったサブプライムローンて酷い。
当時のアメリカの銀行員たちは低所得の人に『君にも家が買えるよ!』ってバンバンローン組ませちゃうんです。
最初の数年は金利が低いので確かに払えるんだけど。
後々金利が高くなるのに説明しないで売っちゃう????
ローン査定もちゃんとせずに通しちゃう。
なんでそんなことするかって言ったら契約手数料が入るから。
更に、そのローンを投資家に債権として売っちゃうから焦げ付いて困るのは投資家なんです。
普通に詐欺だよね。
そんな銀行あってはいけないのに、銀行の格付けする機関も銀行と利害関係があってきちんと査定せず、その銀行の商品にAAAとか付けちゃう。
そういう不正だったり、プライムローンが増えていくことでいつか経済が破綻する!ってことに気付くメインキャラクター達。
破綻する方に掛けて、債務不履行になった時の保険を作って売り出したり。
その保険が安いうちに沢山買って儲けようとするんだけど、銀行や格付け機関がずっと嘘の数字をあげていて、なかなか破綻してることに皆が気がつかない、せっかく買った保険の値段も上がらない。
彼らも投資家さんにお金投資して貰ってるから、皆から金返せと責められたりして大変。
現実逃避でドラム叩きまくったりして頭おかしくなったのかと心配になるほど(笑)
困った主人公達は格付け機関に『自分達の利益のために嘘付いてんだろ!』って文句言いに行くんだけど。
『あんた達だって文句言いに来たのは自分の利益のためでしょ!やってることは同じでしょ!』って格付けババアに言い返されて撃沈するシーンは何とも可哀想で必見です。

アメリカってそういう利己的なところ、ぶっ飛んでるよね。
モラルって英語じゃなかったっけ?って聞きたくなるほど。
しかし、振り返ってみると、自分が住宅ローンを組んだ時に全然ローンの勉強しなかったなと思う。
たまたま、ローンは不動産屋さんが提携してる大手銀行を紹介されて何も悩まず選ぶこともせずに組んだ気がする。
夫に任せてた部分も大きいけど、変動金利のように低い金利にしようと思ったら、ローン組んだ後も常に金利の変動や経済の動向にも気を配るアンテナの高さも必要なわけで。
家を買う時は、どんな家を買うかだけじゃなくてどんなローンにするかも凄く大切
そんなことを改めて考えさせられた映画でした。

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熱いシングルマザーの黒ちゃん

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熱いシングルマザー黒ちゃん・東京生まれの横浜育ち

職歴

歯科衛生士から結婚出産を経てケアマネジャ-・気が向いたときにコラムを提供してくれる

趣味・特技・資格

映画鑑賞とYouTuberの岡田斗司夫をこよなく愛し特技は人から助けて貰うこと

これからの目標

高3中3小6のトリプル卒業式を控え、痩せてスーツを買わず迎えることが目標。

身近な出来事の紹介

3年前に買ったスーツ、着ると色々問題があった

これまでの成功談・失敗談

楽しみにしていたsweet10を貰う直前で離婚


※ sweet10・・・ 結婚10周年の記念品として、旦那さんが奥さんに大きなダイヤモンドや、たくさんのダイヤモンド(リングとかネックレス等)を、プレゼントしようという、ダイヤモンド拡販のキャンペーンをした時に使われていたキャッチコピー