2026.07.06
最近増える豪雨・台風…雨漏りは大丈夫?ホームインスペクションで分かること
近年は、線状降水帯による大雨や大型台風、ゲリラ豪雨など、これまで以上に住宅へ大きな負担がかかる気象が増えています。
「雨漏りなんて古い家だけの話」と思われがちですが、実は築年数の浅い住宅や新築住宅でも、施工状況や建物の納まりによっては雨漏りが発生することがあります。
今回は、ホームインスペクション(住宅診断)で分かることと、雨漏り調査についてご紹介します。
ホームインスペクションとは?
ホームインスペクション(住宅診断)は、建物の劣化状況や不具合の有無を、専門家が目視を中心に確認する調査です。
中古住宅を購入する前だけではなく、
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建物の健康状態を知りたい
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売却前に建物の状態を確認したい
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リフォーム前に現状を把握したい
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長く安心して住み続けたい
このような場面でも多く利用されています。
調査時間は戸建住宅で約3時間程度が一般的です。
基礎や外壁、屋根、小屋裏、床下、室内、水回りなどを確認し、建物全体の状態を報告書としてまとめます。
現在では、戸建住宅のホームインスペクション費用は約8万円~12万円程度が一般的で、10万円前後で実施しているインスペクターも多くなっています。
ホームインスペクションで見つかる「雨漏り」
ホームインスペクションでは、
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小屋裏の雨染み
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天井のシミ
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外壁からの漏水跡
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バルコニー周辺の劣化
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サッシ周辺の浸水跡
など、雨漏りの兆候が見つかることがあります。
雨漏りというと屋根を思い浮かべる方が多いですが、実際には
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外壁
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サッシ周り
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バルコニー
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笠木
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シーリングの劣化
などが原因となるケースも少なくありません。
最近はデザイン性を重視した「軒(のき)が短い住宅」や「庇(ひさし)が少ない住宅」も増えています。
もちろん適切な設計・施工・メンテナンスがされていれば問題ありませんが、外壁へ直接雨が当たりやすい環境になるため、防水性能の維持がより重要になります。
ホームインスペクションだけでは分からないこと
ホームインスペクションは、建物を壊さずに行う「非破壊調査」です。
そのため、
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雨漏りの原因
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水の侵入経路
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どこを修理すれば止まるか
まで断定できない場合があります。
その際には、さらに詳しく原因を調べる「雨漏り調査(二次診断)」を行います。
雨漏り調査にはどんな方法がある?
① 散水調査
疑わしい箇所へ実際に散水し、雨漏りを再現する方法です。
比較的確実性が高く、多くの現場で採用されています。
費用目安:5万~20万円程度
建物の規模や足場の有無によって費用は変わります。
② 赤外線サーモグラフィ調査
赤外線カメラを使用し、表面温度の違いから水分の影響を確認します。
建物を傷付けず調査できるメリットがありますが、単独では原因を断定できないこともあり、散水調査などと組み合わせるケースもあります。
費用目安:10万~20万円程度
③ 発光液(蛍光液)調査
発光液を混ぜた試験水を流し込み、専用ライトで雨水の侵入経路を確認する方法です。
複雑な漏水経路の特定に有効で、鉄筋コンクリート造などで利用されることもあります。
費用目安:5万~20万円程度
④ ドローンによる点検
屋根へ上がることが難しい建物では、ドローンを使って屋根や高所を撮影する方法も普及しています。
写真や動画で建物全体を確認できるため、安全性にも優れています。
大切なのは「原因を決めつけないこと」
雨漏りは、一つの原因だけとは限りません。
実際には、
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屋根
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外壁
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サッシ
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バルコニー
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防水
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シーリング
など、複数の要因が重なっているケースもあります。
だからこそ、経験豊富な専門家による調査が重要になります。
まずはホームインスペクションから
ホームインスペクションは、建物全体の健康診断のような役割を担っています。
雨漏りの兆候が見つかった場合は、その結果をもとに必要な専門調査へ進むことで、無駄な工事や不要な修理を避けられる場合もあります。
雨漏りは、早期発見・早期対応が何より大切です。
中古住宅の購入前はもちろん、「最近の大雨で少し気になる」「天井にシミができた気がする」と感じたときは、一度ホームインスペクションを受けてみることをおすすめします。
にゃー企画では
にゃー企画では、中古住宅のホームインスペクションを行い、建物の状態を分かりやすくご説明しています。
必要に応じて、雨漏り調査や専門業者との連携も行っていますので、お住まいに気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
「安心して暮らせる住まいづくり」をお手伝いします。


