住宅診断という仕事には、様々な面があります。私たちは、住宅の現在の状態を的確に把握するために調査し、その結果をオーナーや管理者に伝えることが役割です。しかし、多くのお客様に勘違いされていることがあります。
私たちの仕事は単に不具合を見つけるたことではないのですが・・・。

今回実地研修で学んだことをもとに、住宅診断士として大切にしている３つのポイントについて、まとめてみました。

1. 「ホスピタリティ」 私たち住宅診断士は、建物を調査する際に、オーナーや管理者に対してホスピタリティを意識して接することが大切です。住宅には日々の生活があり、その大切な場所を訪れる私たちには、そのことを常に心に留めています。

2. 「欠陥とは言わない」私たちは「欠陥」とは言わず、建物の問題点「不具合」として伝えるように心がけています。的確な不具合事象が見つかれば建物は必ず治ります。私たちはそう信じて、問題を解決するために全力で取り組んでいます

3. 「出会い」 住宅診断士として、私たちは多くの人々と出会います。建物を診断するだけでなく、オーナーや管理者とのコミュニケーションを通じて、多くの人々と出会うことができます。そこで得られる人間関係や経験は、私たちの仕事においても大切なものです。